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その日まで、笑顔は封印した。

ブリング・ミー・ホーム 尋ね人

『親切なクムジャさん』「宮廷女官チャングムの誓い」イ・ヨンエ14年ぶり衝撃のスクリーン復帰作!

予告編

Introduction

姿を消した息子を捜し続けて6年――

1

愛する我が子のために、母はどこまで強くなれるのか?

看護師として働くジョンヨン(イ・ヨンエ)は、夫ミョングク(パク・ヘジュン)と共に、6年前に失踪した息子ユンスを捜し続けていた。捜索途中に起こった悲劇的な事故の後、憔悴しきった彼女の元に「ユンスに似た子を、郊外の漁村で見た」という情報が寄せられる。しかし、漁村へとやってきたジョンヨンの前に立ちはだかったのは、釣り場を営む怪しげな一家だった。口を閉ざす村の人々、非協力的な地元警察。この村は何かがおかしい…。

2

イ・ヨンエ 待望のスクリーン復帰を受け、初登場、韓国映画ナンバーワン大ヒット!

韓国で記録的高視聴率を獲得し、日本でもブームを巻き起こした名作テレビドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」で一躍国民的スターとなったイ・ヨンエが、パク・チャヌク監督作『親切なクムジャさん』(05)以来、実に14年ぶりにスクリーンに帰ってきた!私生活での結婚、子育てを経て、映画復帰第一作に選んだのは、愛と復讐の母性サスペンス!待望のカムバックを受け、韓国ではBOX OFFICE初登場、韓国映画ナンバーワンのヒットを記録した。

3

二転、三転する衝撃の展開!怒涛のクライマックスに目が離せない!

監督は、イ・チャンドン監督作『シークレット・サンシャイン』(07)他に参加し、本作が長編劇映画デビューとなるキム・スンウ。自ら書き下ろした渾身の脚本がイ・ヨンエの目に留まり映画化が実現。さらに、ドラマ「梨泰院クラス」のユ・ジェミョン、「夫婦の世界」のパク・ヘジュンら実力派俳優も集結した。
今も世界各国で起こり続ける行方不明事件、児童労働といった現代社会の闇を背景に、一級のサスペンス・エンタテインメントに仕上げた手腕は、ホ・ジノ監督(『八月のクリスマス』)からも「最初から最後まで一瞬も目が離せない」と絶賛された。

Story

ソウルの病院で看護師として働くジョンヨン(イ・ヨンエ)。6年前、当時7歳の息子ユンスが公園で失踪し、夫のミョングク(パク・ヘジュン)と共に捜し続けている。
夫婦で支え合いながら日々を送る中、捜索中に悲劇的な事故が起こる。突然の出来事に、憔悴しきるジョンヨン。そんな彼女の元に、ユンスの目撃情報が寄せられる。桃のアレルギー、耳の後ろの斑点、やけどの痕、そして足の小指の副爪(ふくそう)――。目撃された少年とユンスの特徴は一致しているようだ。その情報に一縷の望みをかけ、ジョンヨンは、ユンスに似た少年・ミンスのいる《マンソン釣り場》へと向かう。
image 釣り場を営むのは、老夫婦と、夫を亡くした女性と息子の親子、そして何名かの従業員たち。しかし、彼らに尋ねても「ミンスなんて少年は知らない」の一点張り、さらに、地元警察のホン警長(ユ・ジェミョン)でさえ、ミンスの存在を隠そうとしているかのようだ。
引き下がれないジョンヨンは、その夜、一家が寝静まった頃を見計らい釣り場の一角にある家に侵入するが…。

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Cast

イ・ヨンエ メッセージ

イ・ヨンエ(ジョンヨン)

緻密で完璧な演劇の台本を読んでいるようでした。もちろんジョンヨンの役柄も重要ですが、関わっていく村の人々みんなが主人公です。1人1人が本当にうまく演じてこそ成り立つ作品だと思いました。思いがけず長期間、女優の仕事を休んでいた私にとって、長い間待った甲斐のある作品だと確信しました。
7、8年間、実際に母親として生きてきた私の感情がどのように演技に現れるか、私自身も非常に気になっていました。母親としての私の感性は明らかに変わったと思います。そこに重点を置いて演じましたし、見どころになればいいなと思います。

PROFILE
ユ・ジェミョン メッセージ

ユ・ジェミョン(ホン警長)

私が演じるホン警長は、ありふれた日常を送る平凡な警察官です。自分だけのルールや権力がある。よそ者が来ることによって日常に亀裂が入るのを拒み、警戒するのですが、そのやり方も実にリアルだと思いました。この映画は子供を捜す母の愛を描いた作品でもありますが、やはり、真実を巡ってあらゆる人物たちがぶつかり合うところも見どころだと思います。その部分を表現するために力を尽くしましたし、見方によれば、現代に生きる我々のとある一面を如実に描いた映画だと思いました。

PROFILE
イ・ウォングン

イ・ウォングン(行方不明家族捜索の会・スンヒョン)

PROFILE
パク・ヘジュン

パク・ヘジュン(ジョンヨンの夫・ミョングク)

PROFILE

Director

監督

キム・スンウ

12年ほど前、いつも通っていた場所で、偶然とある横断幕を目にしました。見慣れた場所に掛かった、子供を捜しているというその横断幕を見て、それを掛けた両親のシワや手、そういったものが思い浮かび、非常に胸が痛みました。家に帰ってからもつらかったです。その後もしばらく悶々とし、運命のように脚本を書き始めました。 本作は、ジョンヨンという人物が、真実が隠された地に飛び込み、粘り強く子供を捜し続ける過程を描いた映画です。我々が忘れてはならない、守り抜くべき、とある価値について描いた物語でもあります。

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